時代を超えて人の生きることはみんな同じなのか。17世紀の哲学者の文章が21世紀を生き抜く私に生々しく助言している。
家にちょうどこんな本があったので読んでみた。 他人の知恵を借りて自分のものにすることさえできれば。百回も聞いて読まないと。
「世の中を見る知恵の技術」著者バルタザール·グラシアン出版ビバチェ発売2022年10月27日。
勤勉な者、才能ある者の努力は名声を得るための代償である。中略能力が平凡で勤勉な人は聡明だが怠け者を凌駕する。中略下位職から卓越した能力者になるより、高位職から平凡な者になるという願いは容認できる。 しかし、高位職でも十分に卓越できる者が下位職の平凡さに留まろうとする場合は容認の余地がない。後略
自分自身を知れ、戦略、自分の知性の深さを推し量り、自分の能力がどの程度なのかをよく考えなければならない。
馬に対して矢は体を通すが、邪悪な馬は魂を貫く。中略他人に好感を持つ最良の方法は平和を維持することだ.
反感を示すな、嫌悪感を抑えろ。私たちは何の理由もなく誰かを憎んだりする。相手の人柄を知らないままだ。このような漠然とした品位のない反感は、しばしば卓越した人物に対しても起こる。これを賢明さで調節しなければならない。自分より走る人を理由もなく嫉妬し憎むことは、より悪い評判を得る近道だ。
最後の秘訣は、「自分だけのものにしておきなさい」戦略、他人に楽しさや教えを与える時に守らなければならない規則第1条は、相手の期待を刺激し、それを完璧さにつなげなければならないということだ。 何事にも余裕分を蓄えなければならないということは人生のルールであり、勝利の秘訣だ。 高い職責にある時はなおさらこの規則に従わなければならない。本当に悩みが多くなるこの頃だ。正月にもなるし、年をとって、世の中を見る知恵の技術が増える時にもなったのに。 私の人生の半分は生き返ったようだが、しきりに私の知恵に対して疑問も生じ、寝ていて蹴りをする日の回数が減っていないからだ。忘却の技術を忘れることができる人にならなければならない。 この能力は技術というより幸運だと言える。後略